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お客様の声・事例紹介

屋根のリフォーム工事にはどんな種類がある?塗装・カバー工法・葺き替え3つを解説

2022/6/28 火曜日

「最近、やたらと屋根の営業が来るようになったけど、屋根って塗り替えをするだけで良いの?交換が必要?何をしたら良いのか基準が知りたい」

そんな方のために、ここでは代表的な屋根のリフォームとして「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つをご紹介します。

この記事をお読みになれば屋根リフォームの基本が分かるようになるので、リフォームで失敗しないための判断材料としてお役に立てると思います。

屋根塗装(塗り替え)

屋根リフォームの1つ目は塗装です。

屋根の塗装というのは「色を変えて見た目を良くすること」だけだと思われている方がいらっしゃいますが、実はそれ以上に防水機能を保つという重要な役割があります。

新しい屋根材にはもともと塗膜(塗料によってできた膜)というのがあり、水からお家を守ってくれています。

でも、雨や紫外線などの影響で年々、塗膜は劣化するため防水機能が低下し、屋根材が傷んだりカビやコケが生えたりと、雨漏りなどのトラブルを引き起こす原因となります。

そのため、定期的に屋根を塗り替えることで、屋根材の寿命を延ばして、お家を長持ちさせること、それが屋根塗装の目的です。

屋根塗装が向いているお家・向かないお家

屋根を塗り替えする前提として、必ずおさえておいてほしい条件があります。

それは屋根材の傷みが少ないこと

屋根材が破損していたり傷んでいる場合は塗装をしても塗膜が本来の役割を果たすことができません。

塗装をしても、塗膜がすぐに剝がれてしまったり雨漏りの原因になってしまうのです。

特に注意していただきたのが2004年以降に建てられた築20年くらいのお家です。

この時期はちょうどアスベストを含まない屋根材への移行時期だったため、脆い屋根材が多く使われていました。

そのため、築10年ほどで屋根材が割れたり剥がれたりしてしまいます。

このような条件の悪い屋根材にも関わらず、気にせず施工をしてしまう塗装業者さんもいるので気を付けてください。

一方、アスベストが禁止される前の2004年以前のアスベストを含む屋根材のお家の場合は、高圧洗浄時にアスベスト飛散のリスクがあることから、次にご紹介するカバー工法がおすすめです。

屋根塗装の流れ

足場の設置

職人が屋根に登って作業ができるようお家の周りに足場を設置します。

足場には、メッシュシートなどで養生をかけることで作業中に塗料が飛び散らないようにする役割もあります。

屋根の洗浄

屋根にチリやホコリ、コケなどが付着していると、塗料を塗っても本来の効果を発揮できなくなってしまうので高圧洗浄を行って屋根をキレイにします。

クラック補修・錆び落とし

屋根材に錆や割れ、ひびがあると雨漏りのリスクがあるので、クラック補修や錆び落としなどの下地処理を行い、屋根材を整えていきます。

養生

塗料が付いては困る部分を養生します。

下塗り

塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。

下塗りには塗装をしっかり屋根材に密着させる役割があります。

中塗り

下塗りが乾ききったら、次の塗装工程である中塗りです。

上塗り

中塗りが乾ききったら中塗りと同じ塗料を上塗りします。

このように塗料を塗り重ねることで、塗膜に厚みをつけて防水性を高めます。

点検、手直し

ムラや塗り残しがないかチェックをして、必要に応じて手直しを行います。

足場解体、清掃

最後に、足場や養生を取り外します。

カバー工法(重ね葺き)

カバー工法とは、古くなった既存の屋根の上に新しい屋根材を被せることです。

重ね葺き(かさねぶき)とも呼ばれています。

屋根の上に被せる屋根材は、軽量で耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」というものを使うことが多いです。

カバー工法のメリットは、屋根材を交換しないので解体工事がかからず、比較的費用をかけずに屋根を新しくしたのと同じくらいの効果が得られることです。

カバー工法が向いているお家・向かないお家

カバー工法に向いているお家の条件は、屋根材のダメージがそこまで大きくないことです。

具体的には、屋根材に劣化があり塗装だけでは防水機能が保たないけれど、屋根材を交換するほどではない場合です。

ただし、次の条件に当てはまるケースではカバー工法はできません。

  • 交換が必要なくらい屋根材が劣化しているお家
  • すでに深刻な雨漏りが発生していて下地の補修が必要なお家
  • 昭和56年以前に建てられた旧耐震基準のお家
  • すでにカバー工法をしているお家

カバー工法は、軽量な屋根材を使用するといっても既存の屋根に新しい屋根を重ねるため、屋根全体の重量が増えてしまいます。

そのため、昭和56年以前に建てられた旧耐震基準のお家の中ではカバー工法ができない場合もあります。

また、カバー工法は一度しかできないため、すでにカバー工法をしている場合は、塗装か次にご紹介する葺き替えになります。

屋根 カバー工法の流れ

足場の設置

職人が屋根に登って作業ができるようお家の周りに足場を設置します。

防水シートの設置

既存の屋根の上に防水シートを設置します。

新規の屋根材取り付け

既存の屋根材の上から屋根材を取り付けます。

この時、使用されるのはガルバリウム鋼板を使用した金属屋根が使われることが多いです。

貫板(ぬきいた)・棟板金(むねばんきん)の取り付け

屋根材が設置できたら貫板と棟板金を設置して屋根材を固定し、雨水が浸入しないようにコーキング処理を行います。

足場解体、清掃

最後に、足場を取り外します。

葺き替え(ふきかえ)

葺き替えというのは、古くなった既存の屋根材を撤去して新しい屋根材へ張り替える工法です。

葺き替えの場合、屋根の下地板(野地板)の補修や防水シートの交換もできるので、屋根の強度や防水性を一新できるというメリットがあります。

また、今までとは違うタイプの屋根材に交換することもできるので、屋根リフォームの中では一番、選択の幅が広がります。

一方、屋根の解体や屋根材の撤去など費用の面、他の工法と比べて工事期間が長いことなどがデメリットです。

葺き替えが向いているお家・向かないお家

簡単にいうと、葺き替え工事は、他の方法では修復ができなくなってしまった屋根に対する最終手段です。

屋根材の劣化が激しいお家や、すでに深刻な雨漏りが発生している場合など、野地板や防水シートなど屋根の内部まで劣化しているお家に適しています。

屋根 葺き替え工事の流れ

足場の設置

事前に足場の設置を行います。

屋根を剥がす

既存の屋根材を剥がして、地上へおろします。

下地補強

雨漏りなどが原因で、野地板が傷んでいたり腐食している場合は必要に応じて補修・交換を行います。

防水シートを張る

古い防水シート(ルーフィング)を新しいものと貼り換えます。

新しい屋根材の取り付け

2~5日ほどかけて新しい屋根材を取り付けしていきます。

足場の解体

足場を解体して清掃をして完了です。

屋根の無料診断は地元のリフォーム会社へ

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この疑問を解決するためには、最終的にプロの目で屋根を診断してもらうしかありません。

そして、屋根のようなお客様の目が届かない場所の点検は、地元の信頼できるリフォーム店にお願いするのが一番です。

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