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お客様の声・事例紹介

その屋根、塗装NGかも!?屋根のことを知らない塗装屋さんには気を付けて!

2022/5/30 月曜日

屋根には塗装をして良い屋根としてはいけない屋根があります。

でも、塗装屋さんによっては、屋根の状態を考えず、そのまま屋根を塗り替えてしまうケースがあるそうです。

この記事をお読みの方は、屋根のことで後悔してしまわないよう正しい知識を身につけて屋根のリフォームを行いましょう。

ここでは、特に2004年以降に建てた築20年くらいのお家の方に知っていただきたい屋根のお話をさせていただきます。

「うちの屋根、該当するかも?」という方はぜひ最後までお読みください。

専門業者の落とし穴|塗装だから塗装業者を選ぶのは間違い!?

お家のリフォームや修理には、それぞれに専門の業者がいます。

屋根は「屋根の専門業者」、塗装は「塗装業者」。

多くの方は「専門業者だから安心!」と思われているかもしれません。

でも、その判断が裏目に出てしまうケースもあるんです。

特に「塗装のことだけ詳しい」塗装屋さんには要注意

なぜなら、「屋根」というのは建物の中でもお家全体に関わる重要な場所なので、屋根のことだけ、塗装のことだけではなく、お家全体を理解した上でリフォームできる必要があるからなんです。

屋根はお家にとって重要な役割

一言でいうなら屋根の問題というのは、お家全体の問題です。

なぜなら、屋根が持つ役割はすべてお家に関わることだからです。

  • 雨が降ったときにるお家を雨から守る役割
  • 太陽の熱を遮断し、お家の中を快適にする役割
  • 湿気を適度に逃し、結露やカビからお家を守る役割

そのため、屋根にトラブルが発生した場合、お家そのものに深刻なトラブルを招いてしまう可能性があるということです。

だから、屋根のリフォームを依頼するときは、その業者さんがお家のことまで考えた提案をしてくれる業者さんなのかどうかをしっかり見極めてください。

お家のことは知らないし責任も取らない「屋根のことだけ詳しい」専門業者さん、「塗装のことだけ詳しい」塗装屋さんにはくれぐれも気をつけましょう。

屋根を塗り替えるのは屋根の劣化を防ぐため

この記事をお読みの方は、屋根の塗装について検討されていると思います。

なので、塗装することにどんな意味があるのか?ということも知っておく必要があります。

屋根の塗装には外観の美しさを維持するという役割もありますが、重要なのは屋根の劣化を防ぐことにあります。

お家を建ててから10年くらい経過すると、紫外線や雨風により屋根の塗膜の働きが弱まり、屋根に水が浸透しやすくなったり、カビやコケが生えてきます。

そんなとき、屋根を塗り替えることで新しい塗膜が水や汚れから屋根を守ってくれるようになるからです。

でも、屋根によっては塗装だけでは屋根の機能を回復できないケースというのがあります。

それ今回のメインテーマです。

こんな屋根は塗装 NG|2004年くらいに建てられたお家は要注意!

塗装してはいけない屋根というのを一言でいうと、屋根材そのものが劣化してしまい、塗装だけでは劣化を防げなくなってしまった屋根です。

お家を建ててから何十年も経過していれば屋根材が劣化するのは理解できると思いますが、実は2004年くらいに建てられた築20年くらいのお家が特に要注意なのです。

なぜなら、この時期というのは「アスベスト」という健康被害をもたらす物質が社会問題化して、屋根材が新しい素材に入れ替わった時期だからです。

ノンアスベストへ移行直後の屋根材には強度の問題が・・・

「アスベスト」というと健康被害をもたらす「悪」のイメージがあると思います。

実際、2004年に健康被害の問題でアスベストを含む建材は禁止されました。

アスベスト

でも、それまでの間、多くの屋根材にはアスベストが使用されていたのです。

なぜなら、アスベストには建材の耐久性を飛躍的に向上させる効果があり、安くて丈夫で長持ちの屋根材が作れたからなんです。

でも、2004年にアスベストが禁止されて以降、各メーカーがノンアスベストの屋根材を開発してきたわけですが、その当時作られた屋根材の多くが強度の面で問題を起こしていたのです。

結論からいうと、強度の面で問題のある屋根材を塗装するのはNGです。

激しく劣化してしまった屋根材に塗料を塗っても意味がないからです。

ここでは、ノンアスベスト屋根材への移行期に問題となった屋根材の代表例を2つほどご紹介します。

パミール

パミールは、不具合が発生しやすい屋根材としてとても有名です。

層間剥離(そうかんはくり)といって、ミルフィーユのように層状に屋根材が剥がれていく現象が築10年ほどで起こります。

このようにボロボロになってしまうと、塗装ではどうにもできないのは写真でもお分かりになると思います。

コロニアルネオ

コロニアルネオは「ひび」と「欠け」の不具合の多い屋根材です。

コロニアルネオの場合は、同じものでも商品によって品質に差があるらしく、ひび割れが多いものもあれば、不具合の見られないものもあったりします。

この屋根材を塗装しようとしても、職人が屋根の上で作業をするだけで屋根材がどんどん割れてしまったりするのです。

でも、塗装業者の中には屋根材の状態に関わらず塗装を強引に進めてしまうところもあります。

塗装はただすれば良いというものではなくて、それがお家を長持ちさせるために、どんな役割を持っているのかをしっかり理解していないといけないはずなのですが。

ちなみに、暖喜は住宅リフォーム専門店なので、どんなリフォームにおいても常に「お家を長持ちさせる」ことを考えた提案をさせていただています。

塗装ができない屋根の2つのメンテナンス方法

屋根の塗り替えができないときの対処法は2つです。

  1. 既存の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる屋根カバー工法
  2. 既存の屋根材を撤去して新しい屋根材と替える屋根葺き替え(ふきかえ)

どちらが良いのかはケースバイケースなのですが、私たちの場合、特に問題がなければ費用などの面からカバー工法をおすすめすることが多いです。

屋根カバー工法・屋根葺き替えそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

屋根カバー工法のメリット・デメリット

屋根カバー工法のメリット・デメリットは次の通りです。

メリットデメリット
廃材が少ないので撤去費用があまりかからない。上から被せる屋根の分だけ屋根の重量が増す。
工事期間が短い。太陽光パネルやレンガの施工が難しいなど条件がある。
二重屋根になるので断熱性が向上する。金属の屋根材にほとんど限られる。
屋根カバー工法のメリット・デメリット

屋根葺き替えのメリット・デメリット

屋根葺き替えのメリット・デメリットは次の通りです。

メリットデメリット
最新で高性能な屋根にすることで次のメンテナンスまで長持ちさせることができる。屋根材を取り替える工事のため費用がかかる。
古い屋根材を撤去したときに、屋根の下地板(野地板)の補修もあわせてできる。他の工法と比べて大規模な工事なので工事期間が長い。
比較的自由に屋根の外観を変えることができる。アスベスト含有の屋根材の場合は撤去費用が高額になる。
屋根葺き替えのメリット・デメリット

実際、どちらの工法をお選びになるかは、ご予算や今後のライフプランの観点から総合的に考えていく必要があります。

屋根のリフォームは住宅リフォーム店「暖喜」へ

屋根はお家を守るための重要な役割を持っています。

だから、屋根の塗り替えやリフォームは住宅リフォーム会社「暖喜」へお任せください。

屋根のことだけでなく、お家全体にとってどんな方法が一番、最適なのかを考えたご提案させていただきます。

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