リフォーム悪徳業者を見破る5つの方法
ちょうど、去年の3月『羽鳥慎一 モーニングショー(テレビ朝日)』の方に取材に来ていただいたことがありました。今日、たまたま番組内でトイレの悪質リフォーム業者の特集をやっていたのでご紹介します。
トイレの悪質リフォーム業者の話
番組内の内容をざっくりお話すると次の通りです。
アパートのトイレで水漏れが発生。入居者の訴えで大家さんが業者をネット検索をします。
検索結果の一番上に表示されていたのは「基本料金650円」「クレーム発生率0.01%」という魅力的な業者。
さっそく業者に来てもらうと・・・、
これくらいだったら6万円くらいかかります。ただ、空けてみないと分からないから壁を空けてみますね。
そうと言われて、相場が分からなかったので作業を了承しました。
すると、
給水のところから水漏れがあるので、これだと21万円になります!
と突然、金額が跳ね上がります。21万円はさすがに高いと思い、別の業者に見積もりをとっても良いかを聞くと、
このまま放置すると大変なことになります!
と言われ、冷静な判断ができないまま、結局、現金値引きで18万円の修理費を払ってしまったそうです。
これで、実際に修理ができたのであれば良いですが、この方の場合は再びトイレの水漏れしはじまってしまい、結局、問題は解決しなかったそうです。
トイレの水漏れって急を要するケースが多いです。
そんなとき、インターネットは業者をすぐに見つけることができるという点で便利なものです。
ただ、反面、この方のように騙されてしまうこともあるので、気を付けていないといけません。
ここでは、インターネット検索で業者を探すときに、悪徳業者を見破る方法5つの方法についてご紹介します。
リフォーム悪徳業者を見破る5つの方法
下記の特徴が当てはまるからといって、必ずしも悪徳業者だと断定できるわけではありませんが、特徴からするとその傾向がありますよ、というお話です。インターネットでリフォーム会社を検索される際は、ひとつの参考にしてみてください。
1 お店がちゃんとあるかどうか
まず、基本はその会社がちゃんとお店を構えていることが大前提ですね。
リフォーム会社のホームページに載っている住所をインターネットで検索してみます。
住所が、一般住宅みたいなところだったり、バーチャルオフィスだったり、リフォーム店とは思えない場所が住所になっていたら、ちょっと怪しいかもしれません。
2 ホームページの人物が素材やモデルばかり
ホームページで使われている人物が実際のスタッフではなく、素材のモデルさんばかりのところは怪しいと思っておいた方が良いかもしれません。
なぜなら、誇りをもってしっかりサービス提供している会社のホームページは、従業員がしっかり顔を出しているところが多いからです。
モデルの素材写真しかないホームページの会社は、やましいことがあるから写真が載せられないのか、何らかの原因で離職率が高くて従業員がすぐに入れ替わってしまうため写真を載せられないのか、いずれにしてもあまり良い理由ではないケースが多いかもしれません。
3 金額が激安
「ただより怖いものはない」「ただより高いものはない」とかって良く言いますが、「安い」というのも同じことが言えると思います。
だから、ホームページに掲載されている金額が安すぎるところは警戒です。
特にインターネットで検索したときに一番上に表示される部分の、「広告」枠は、業者がお金を払って載せる場所です。
お金を払って載せる場所で、破格な値段のサービスを提供したら、普通に考えて事業として成立しませんよね?
あと、大事なこととして、リフォームは安さではなくて、安心安全であることを優先していただきたいとも思っています。
この記事をお読みの方は「安さ」ではなく、「適正価格」かどうかで判断してくださいね。
4 地域密着ではない
リフォームという業種上、ある程度地域に根付いた活動をしないと、お客様の対応ってしっかりできないと思います。
例えば、遠方のお客様に何かあったとき、すぐに駆けつけられないのは、お客様にとっても、リフォームを提供する私たちにとってもメリットはありません。
だから、会社が近いって大事だと思います。
まとめ
以上、悪徳業者を見破る方法5つの方法でした。
リフォーム業界に従事する立場として、この業界が健全になってくれることはお客様にとっても私たちにとっても大事なことです。
また、何か有益な情報があったらご紹介させていただきますね。