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外壁塗装|シリコン塗料って何?特徴とメリット・デメリット

2020/2/26 水曜日

こんにちは!前回の塗料のお話に続いて、今日はシリコン塗料のお話です。

シリコン塗料とは?

「シリコン」という存在自体とても身近なものなので、名前を聞いたことがある方も多いと思います。例えば、ゴムパッキンや人形のフィギュアなどはシリコンゴムと言われるものでできています。ヘアスプレーにはシリコンオイルが使われています。他にも化粧品やコンタクトレンズなどでも使われているみたいです。

簡単に言うと、シリコンというのはプラスチックのような、ゴムのような存在です。このシリコンが主成分になった塗料をシリコン塗料と言います。

外壁塗装で重要なのは、「合成樹脂」と言われる塗料の主成分が何でできているかです。この樹脂が外壁材をコーティングしてくれる「塗膜(とまく)」の働きをしてくれます。つまり、シリコン塗料というのは、塗膜となる樹脂の成分がシリコンでできているということです。

合成樹脂には、他にもアクリルやウレタン、フッ素などが使われることがあります。いろんな合成樹脂の中でシリコン塗料がどんな位置づけなのか、 簡単なグラフを作ってみました。

ご覧いただくと分かるように、「中の上」くらいの位置づけですね。「塗料で迷ったらシリコン塗料」と良く言われているのは、 一番、費用対効果のバランスの取れた成分だからというわけです。

塗料に関して少しだけ細かい話をすると、マジックペンに油性・水性があるように塗料にも油性・水性の違いがあって、さらに2つの溶剤を混ぜて使う2液型の塗料と最初から混ざった状態の1液型の塗料があります。これらの違いによっても耐久性などが違うようですが、このお話はまたの機会に。

シリコン塗料の特徴

次に、シリコン塗料の特徴について見ていきます。

● 耐候性
耐候性というのは、屋外でも変形したり変色、劣化しにくいという意味です。シリコン塗料は、分子構造が密接に結合しているので耐候性が高く長持ちです。

● 耐熱性
約600度の熱にも耐えられます。ただし、他の成分との配合により耐熱性が落ちてしまうこともあるそうです。

● 耐水性
要するに水を通しにくく雨に強いということです。

● 撥水性
水をはじく性質があるので汚れが付きにくいです。

● 高光沢
ツヤがありさらにそれが長持ちします。

上記の特徴の裏返しになりますが、次のようなデメリットがあるという点にも気を付けておきましょう。

シリコン塗料のデメリット

● 撥水性がある → 塗料の重ね塗りに不向き
シリコン塗料の上に、別の塗料を塗ってもはじいてしまい密着が悪くなります。 でも、普通の塗装業者であればシーラーといわれる下塗りをはじめするので大丈夫です。

● 高光沢 → ピカピカした光沢が好きでない人には不向き
最近は、艶がない方が好きと言う方も多くなっています。光沢に対しては艶消し剤を入れることで調整ができます。でも、その場合、シリコン塗料本来の耐候性が発揮されなくなるという点は頭に入れておきましょう。

まとめ

以上がシリコン塗料のお話でした。一言でまとめると、シリコン塗料は塗料の中でも一番、安定感があるというか、費用対効果のバランスが良い塗料ということです。

今後は、アクリルやウレタン、フッ素など他の樹脂についてもご紹介していこうと思いますので、お楽しみに。